映画「花漾」を観た

東京では10月から「花様~たゆたう想い~」の邦題で劇場公開される映画「花漾」(公式サイト)。6月に買っていたもののなかなか手が出せずにいた台湾版Blu-rayを週末に観たので感想を記録。
300年前の中国外洋の島が舞台で(日本版チラシより)、映画「聽說」でも姉妹役だった陳妍希(ミシェル・チェン)、陳意涵(アイビー・チェン)が親を亡くし妓楼で働く双子の姉妹を演じる。アイビー演じる小霜を想う海賊にジェリさん、ミシェル演じる小雪と恋仲になる楽器の先生がジョセフ(チェンの方)。導演は映画「刺青(邦題:Tatto -刺青-)」「漂浪青春(邦題:彷徨う花たち)」やドラマ「死神少女」の周美玲(ゼロ・チョウ)さん。

あらすじ的なものはちょうど日本版の予告編が公開されていたのでこちらで。

(感想など)
古装ファンタジーアイドル映画とでもいえばいいのかしらん。見栄えはするけどいかにもコスプレしてますって感じで作品の世界観には浸れず。控え目な小雪(ミシェル)に対し、ちょっとやんちゃな小霜(アイビー)っていうのも「聽說」の姉妹の役回りからして違和感なく、ゆえに先が読めてしまうし。ジェリさんは「魔幻廚房(邦題:マジック・キッチン)」以来の映画出演。海賊の中でも若手な役回りなのだが、10年前ならさぞや映えたかもしれないが今この役はちょっときつい気がした。たぶん映画初出演のジョセフにおいては葵@薔薇之戀を思い出し。なにげにあの頃から演技が変わってない…?
すでに前売りは買ったし、日本語字幕で観るとまた印象も変わるかもしれないので劇場公開に期待。

P.S. 腕ボトッの演出、深夜一人部屋を暗くして観ていてひぃ~ってなった。「刺青」にもあって、劇場で観てもひぃ~っだったけど。よほど導演が好きなのか…。

コメントの受付は終了しました