映画「真夜中の五分前」日本公開

去年、この作品の企画を知ってまず考えたことは公開にあたり孝全が来日したら…だった。釜山でのワールドプレミア、中国公開ではメイン三人揃い踏みだったけど、日本では考えるまでもなく三浦くん一人で充分プロモーション上問題ないわけで。とはいうものの随分前から予定を空けていたので公開初日(12/27)は舞台挨拶の回に足を運んだ。チケットは秒殺で恐るべし!だったけどダブついてはいたようで。

フィルメックスで一度観たこともあり、今回は本編では油断して途中うとうと。孝全演じるティエンルン(天倫)が「你説!」と声を荒げるところで目が覚めた。劉詩詩演じる二人のヒロイン、最後はどっちだか初回と印象変わるし公開中に劇場でまた観ておきたい。で、台湾版のDVDかBlu-rayが出たら中国語字幕でも観たい(中国版だと簡体字なので字幕が読めない)。

上映後の挨拶では三浦くんの中国語が上達しすぎて中国公開での吹き替えも回避した、という話題の流れで行定監督が実は一ヶ所だけ吹き替えがある、いやないかもしれないと言い出して盛り上がっていた。これ全編吹き替えだったら本人の声知ってると興ざめするもんな…。あちらの俳優は吹き替えられてもなんとも思わない、という文化の違いについても話があり、例えで香港の人が中国の作品に出ると、と言われていたけど、中国ドラマでは中国人も吹き替えが普通だし、詩詩嬢なんてドラマしか観てないと本人の声知らないままになりそう。フィルメックスの時には行定監督が彼女の声が小さくて拾うのが大変だったというような話をされていて、いかにもだなあと思った。※パンフによると本作では詩詩嬢もプールのシーン以外は同時録音だったとのこと。

コメントの受付は終了しました