映画「對面的女孩殺過來」を観た

しつこく8月に鑑賞した映画の記録(これで最後)。台北からの帰国便で観た張書豪主演の「對面的女孩殺過來」(謝駿毅導演)。2013年公開の作品で、昨夏も機内上映のラインナップで見かけたが、その時は飛輪海ケルビンの「他她他」を選んでスルー。今年もまだあるんかいということで。

(あらすじ)
阿正(張書豪)は新北市民政局宗教禮俗科勤務。両岸(台湾と中国を指す)ものの企画を担当するが、上司に10度目の原稿も突き返された。大陸の友人もいないのかと言われた矢先、北京からフリーで台湾旅行にきた秦朗(黄璐)と出会う。彼女は台湾に祖母の初恋の恋人を探しに来ており、阿正は人探しを手伝う代わりに原稿への協力を依頼する。

(感想など)
言葉や文化、政治的思想の違いなんかの「両岸あるある」的な部分が面白いんだろうけど、外人(自分)には細かいことまで理解できず。ラブコメとして楽しもうにもヒロインが凶暴すぎて。よく見る台湾ドラマのヒロインでも充分うるさいなあと思うことが多いけど、北京から来たという設定の秦朗は輪をかけて物言いがキツい。最初から引いてしまって最後までかわいいと思うこともなく。阿正はガンプラ作りが趣味のオタク気質のある青年という描かれ方だが、職場の女の子達には普通に色目使っており、いまひとつキャラが掴みきれず。どちらかというとありがちな展開ですごいクライマックスが待っているわけでもなく。機内上映で観るので充分だったなあという感想。

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