2020年視聴ドラマの記録、2本目は12月に愛奇芸で配信開始の「闪光少女（閃光少女）」。日本でも18年に公開された同名映画の翻案作品。同時期に観始めた「梦回（夢回）」という古装ドラマの男主役・王安宇くんがこちらにも出ていると知り、映画版を観たから知らない内容でもないしなあということでチェックした次第。
作品概要
主要キャスト
- 陳惊（神経）：周依然
- 李由（油渣）：郝富申
- 馮安宇：王安宇 微博 百度
- 陳和煦：李昳晨
- 趙一陌（小霾、千指大人）：王馨悦
- 徐櫻：張格
- 蘇貝（貝貝）：翟芸舒
- 劉月塔（塔塔）：呉双
- 李颯：孫天宇
- 鄭有恩：倪珂欣
- 宋天爽：鞠可児
- 王文：李明源
あらすじ
中夏音楽学院の民族楽器系で楊琴を学ぶ陳惊は西洋楽器系でピアノ専攻の王文に恋をする。彼が民族楽器に対する偏見を持っているとわかり、 バンドを結成して舞台に立ち見返してもらおうと一念発起。 仲良しの李由を巻き込んでメンバーを集め始める。
陳惊の従姉で中夏で教師をしている陳和煦が一人暮らす家の隣に人気アイドルの馮安宇が引っ越してきた。和煦は芸能界に興味がなく安宇のことを知らなかったが、安宇が「弟」と呼ぶ大事な植木が誤って和煦宅に植えられてしまったことがきっかけで交流することになる。
感想など
- 【映画との違い】ドラマも映画と同じ監督と脚本家（王冉＆鲍鲸鲸夫妻）によるもので、音楽学校における民族楽器VS.西洋楽器という基本設定や大筋は一緒だったが、ヒロインが父子家庭育ちになってたり（映画ではママも健在）、その従姉と人気アイドルとの恋愛模様が描かれるなどドラマ版ならではの登場人物や展開も多々。バンドデビューの舞台が映画はコミックマーケットだったのが、ドラマではアイドルのステージになったりと総じて映画と比べて二次元要素は薄まり、青春学園もの感が濃くなった印象。
- 【ヒロイン陳惊】映画版の徐璐（シュー・ルー/シュイ・ルー）は地味に見せても美人さんだが、今作の周依然ちゃんは見続けるうちにどんどん可愛く見えてくるタイプ。周冬雨ちゃん思い出した。
- 【その親友李由】メガネと歯の矯正姿で地味に見せるはずが、普通にカッコいい郝富申くん。※映画版の彭昱暢（ポン・ユーチャン/ポン・ユィチャン）がどう、と言いたいのではない。
- 【百度では23歳だが実は27歳（設定）】視聴きっかけの王安宇くん、ヒロインが恋するピアノ専攻の先輩役かと思ったらぜんぜん違ってまあまあ屈折してるアイドル役だった。子どもたちのパートがきゃぴきゃぴしてる分、彼とヒロイン従姉の恋愛パートでにやにやできる構成は悪くない。まあ悪くない（2回言う）。
- 【気になる美少女】バンドメンバー徐櫻役の張格ちゃん。この美少女どっかで見たな…と思ったら親愛的熱愛的（Ｇｏ！Ｇｏ！シンデレラは片想い）のSOLOの娘・小艾でないの。まだ小学生じゃない？ あと貝貝（翟芸舒）と塔塔（呉双）が超可愛い。
- 【まさかの号泣】基本コメディで笑って観てればいい感じなのだが、子どもたちの成長も丁寧に描かれていてときどきしんみりさせられて。李由が仲良しの李颯（孫天宇）先輩にヒゲがまだ生えないと話すのをなんてたわいないと思っていたら後々大泣きさせられ、やられた感。
- 【満足度】★★★★ 4.0
予告編
