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映画「夏天的尾巴」を観た

summer's tailもう一週間以上前のことだけど。先週末の渡台で観た唯一の映画「夏天的尾巴」。日本でも公開された「深海」の鄭文堂導演による作品。ちょうど公開が始まったばかりで、事前に公式ブログをチェックしていたら「演員陪[イ尓]看電影」つまり出演者と一緒に映画を観ようという素敵な企画が。これは逃せんと日本人留学生・Akira役で出演のDEANこと藤岡くんが参加される回に出向いた。お見かけしたのは昨年の東京国際映画祭以来。前回同様、出演者の後頭部が視界に入りつつスクリーンを観るという貴重な機会であった。上映後はちょっとしたサイン&撮影会。地元高校生達に混じって立派な日本人のオトナがいるのに驚かれたのか「あっ」と言われた。「こんにちは」と笑うしか。
「深海」は刑務所帰りの女性が主人公の重暗い話だったけど、こちらは高校生たちの夏の出来事を描いた青春もの。えらく方向性が違うなあと思ったら、なんでも今作は導演の娘さんが脚本描いてヒロイン演って主題歌も歌っているそうな。どーりで。あらすじなんかは適当なこと書きそうなので公式サイトでチェックされたし。藤岡くん演じるAkiraはヒロイン達の友人で一人サッカーボールを蹴っていて、学校へ行けば立たされてばかりの劣等生。頼りない、でもチャーミングなキャラクター。正統派美男・藤岡くんが地方(たしか台南で撮影されたとか)の高校生役ってどうなのかしらと思っていたけど、羅志祥さん始め他の台湾人出演者とあまりに空気感が違って見えたドラマ「ホン恋」の安藤さんよりずっと違和感ないのが不思議だった。演出の差というものなのかしら。
なお盛夏光年ですっかり俳優としての評価を上げた張睿家(ブライアン・チャン)くんも出演しており、今回は教師(流星花園で滋役だった柯奐如さんが演ってる)に恋してしまった優等生役。思い通りにいかない相手に焦がれてる表情や、ヒロインと××するシーンの可愛らしさが光っていた。睿家ファンはキュン死間違いないかと。

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