映画「遠い道のり」を観た

土曜夜は東京国際映画祭で「遠い道のり(原題:最遙遠的距離)」を観賞。あらすじを簡単にいうと都会の暮らしで傷ついた3人の男女(仕事をほされた録音技師、離婚寸前の精神科医、道ならぬ恋に悩むOL)が自分探しの旅に出る話。とくに目新しい設定でも展開でもないように感じたけど、観終わると一緒に自分も旅していたような気分になる作品。波の音とかとても心地がよいので自宅でDVD観賞だったらきっと寝ていたに違いない(耐えた)。
舞台挨拶&ティーチインには林靖傑導演、主演3人のうちの2人(桂綸[金美]=OL役、莫子儀=録音技師役)が登場。ルンメイ嬢、もう24歳なのかー。先月「不能説的秘密」でも思ったけど、彼女の存在感や独特の雰囲気はとても魅力的。クールそうに見えて素顔はお茶目な方らしく、鳥の××でお腹を壊した話を導演に暴露されていた。モーさんは去年の映画祭(一年の初め)、先月の西遊記とたまたまお見かけする機会が多い気が。いつ見ても本当に好青年。今作では2度ほど情けなく大泣きするシーンが印象的だった。導演いわく撮影後、皆でなぐさめたくなるほどの泣きっぷりだったらしい。映画的には二人以上に精神科医役のキャラが風変わりでインパクト大。演じる役者さんを見つけるのがいろいろあって大変だったそうで。最後彼はどこまで行ったんだろ。
ところでルンメイ嬢の不倫相手(不倫とは明言されてなかった気がするけど)を演じていた役者さん(温昇豪)の顔を見てドラマ「危險心靈」DVDを途中で放置していることを思い出した(中学校が舞台の作品で教師役で出演中)。その作品にはルンメイ嬢も出ていて、でもその中では役柄のせいもあるのかもしれないけどそんなにいいなあと思わず。やっぱ銀幕で映える女優さんなんだろうか。

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