映画「人間万事塞翁が犬」を観た

恥ずかしい。数十年来「にんげんばんじ…」と読んでいた(○じんかん)。というわけで、一週間限定で公開中の映画「人間万事塞翁が犬(原題:命運狗不理)」を観てきた。

台湾で公開されたのは昨年12月とごく最近。飼い主に不幸をもたらすと評判の犬を不運続きの青年が飼うことになり、運命やいかに!? てな内容で総じて地味だが強烈なキャラ満載で結構笑えた。大作「セデック・バレ」とキャスト(犬含む)が被っているという意味でも注目作なのかしら…と思ったら、文化庁(日本)の補助金を受けた国際共同製作に当たるそうで、撮影監督など日本の方が参加されている。とはいえ偶像劇ファンにリーチする風でなし、よく公開されたなあ。台湾のドラマと映画、結構な本数観ているが出演者の名前と顔がちゃんと一致したのは主役の王柏傑くんくらい。あと看護師さんの一人は黑澀會美眉もとい黑Girlの子だろう(甲高い声に聞き覚えあり)とか、そんなもん。ゆえにかえって新鮮だった。なお劇場では撮影時に犬のスタンドインとして使われたぬいぐるみが無造作に飾ってあり。入り口でチケットを確認するスタッフもおらず、いいのかそれで。いや、上映してもらえるだけありがたいのでこれ以上つっこむまい。

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