東京国際映画祭で「一年の初め」を観た

先週末から始まった東京国際映画祭。24日が今年の初鑑賞日。作品は台湾・鄭有傑導演の「一年の初め(一年之初/Do Over)」。12月31日と1月1日の出来事が前後しつつ複数のシチュエーションが交錯する群像劇。めったやたらに登場人物が多いものの場面つなぎが巧みで「あ、なるほどそこに繋がるんだー」と観る側は納得しながら先に進める構成。すんごい感動とかはないけど、うまいなーと感心させられる映画らしい映画。
上映後のティーチ・インには導演と出演者の二人(莫子儀、柯佳[女燕])が登場。お父様が日本に住んでいた華僑だとかで日本語の上手な導演がテーマをひとことで言うなら「生きててよかった」だとおっしゃっていたのが印象に残った。話は複雑だけど意外とシンプル。
出演者の中にはぼちぼちドラマで見かけた顔もありつつ、なんかで見たような気がするけどそれがどこか思い出せない人も多数(ゲストで来ていた二人もしかり)。誰かのMVとか…? ま、必死で調べねばならんほど気になった人がいるでなし。そういえば貧窮貴公子で御村と恋仲になる四妹(よし子)役だった張榕容ちゃんを久々に見た。立派に成長したなあ。

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