東京国際映画祭で「永遠の夏」を観た

東京国際映画祭2作目も前日に続いて台湾映画。陳正道導演による「永遠の夏(盛夏光年)」。かなり肩入れ中の張孝全くん出演ということで一番楽しみにしていた作品。彼はいわば助演でメインは愛情合約などに出演している張睿家くん。ともあれ孝全くんをスクリーンで観るのは初めてだったので導入部の顔アップ+カメラ目線から目が釘付けに。おおいかん、字幕を読まねば!と思えば習慣的に横書きの中国語字幕を読みそうになり、違う日本語字幕の方!(こっちは縦書き)と目を切り替えるのに大忙し。
事前情報によると、そんな美しい男子二人のラブシーンが話題になっているものの、二人に絡む女子がいて片方の彼女という設定らしい。どうつながってくんだろう??と疑問だったけど、丁寧な演出と役者の繊細な演技により感情が無理なく伝わってきてなんだかとてもせつなかった。台湾の公式ブログに書き込まれた感想に「3回泣けた」というものがあって、へえ、と思っていたら私もその通り3回ばかりうるうる。ウチだったら号泣してたに違いない。
上映後のティーチ・インには導演とサプライズで睿家くんが登場。ああ~、私が熱望していた孝全くんは残念ながら。導演は日本で一般上映もされたらいいのですが、とおっしゃっていた。本当に、どこか買っていただきたく。

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